海洋教育の実践

 海研では、学校への出前授業、校外学習の受け入れ、一般の学習イベント、博物館や水族館などでの学習イベント、マリン・ラボ・キャンプなどさまざまな機会に、学校向けや広く一般向けに海洋教育プログラムの実践をおこなっています。
 海研が管理運営しているビジターセンターがあるエリアでは、その地域ならではのプログラムも多く実践しています。

1.学校の授業での海洋教育プログラム実践

学校での授業として海の学習をおこなう場合は、MAREなどの教材を使用し、ほかの教科と関連づける組み立てにしたり、その後の校外学習とつなげたりできるようにします。

2.博物館や水族館でのプログラム実践

博物館や水族館などでは、三学年程度の幅のある年齢層に向けて、海の学習プログラムをおこないます。園館と協力し、企画展や館内で観察できる生物と連携させた内容にして、学習したことを生きているもので確かめたり、企画展でより深く学べたりできるような内容にしています。

3.マリン・ラボ・キャンプの実施

研究の現場である大学の臨海実験所に滞在し、研究施設を利用し、現役の研究者と触れ合い指導を受けながら科学研究調査手法を体験するサイエンス・キャンプです。

4.宮城県の南三陸町と石巻市を中心としたエリアでのプログラム実践

海研が管理運営する2棟のビジターセンターがあるエリアでは、近隣の学校に出向いたり、この地域を訪れる学校団体などに向けてプログラムを実践しています。