Let's do it!
海を楽しむ! 海を知る! 海をまもる! 海からの恵みを味わう! 海をアートする!
海にまつわるいろいろな体験をしてみよう。
海研が提供する海洋リテラシーを育むためのプログラムです。
海研が宮城県で管理運営する「南三陸・海のビジターセンター」や「石巻・川のビジターセンター」にお越しいただいたり、スタッフが近隣の施設や学校に出向いたりして実践します。
修学旅行など教育旅行、企業研修、子ども会行事やイベント、学校の授業などに適した企画です。
ご都合に合わせて企画お見積もりできますのでお気軽にお申し付けください。
目次
1.MARE(マーレ)
MAREのアクティビティをつかって、楽しく体験しながら海や海の生き物のことを学びます。
小学生向き。年齢の揃った20人~30人程度のグループで1時間30分~2時間くらいで学びます。学校のクラス単位の実施に向いています。
【対象•人数】小学生/10名〜40名程度(応相談)
【所要時間】1.5〜2時間
【料金】お一人様¥1,650(税込)
2.「この先、海です。プロジェクト」
1回1時間半くらいの、4回で完結する連続するセッションで学びます。学校のクラス単位の実施に向いています。
イベント向けに、2~3時間で完結するように実施することもできます。
【対象•人数】小学生中学年以上/10名〜40名程度(応相談)
【所要時間】1.5〜2時間×4回もしくは2~3時間×1回
【料金】お一人様¥1,650(税込)
3.磯観察
大潮・中潮の干潮時にビジターセンター周辺の磯でおこなう自然観察です。磯に棲むいろいろな海の生き物たちを探してふれあいます。専門的な知識を持った海研スタッフがガイドをする、楽しく学べる海への入口プログラムです。
【対象•人数】小学3年生〜大人/40名程度まで(応相談)
【所要時間】1〜2時間程度
【料金】5名まで3,300円(税込)、6名から+1名あたり500円追加
※ビーチクリーンを組み合わせることができます。
4.海のレクチャー
プラン1
海についての基本知識を得られる室内レクチャープログラムです。マニアックな生き物の生態や、海洋環境問題などにもふれ、海を学ぶ一歩になります。
【対象•人数】4歳〜大人/人数制限なし
【所要時間】授業1校時45分程度
【料金】40名まで11,000円(税込)、41名から+1名あたり220円追加
※ビーチクリーンを組み合わせることができます。
プラン2
南三陸・海のビジターセンターの面する志津川湾を目前に見ながら、海洋ごみの問題を中心に、温暖化による磯焼けや魚種変化など様々な海の環境問題について室内でレクチャーします。
【対象•人数】4歳〜大人/10名~120名程度
【所要時間】授業1校時45分程度(最大60分)
【料金】40名まで11,000円(税込)、41名から+1名あたり220円追加
※ビーチクリーンを組み合わせることができます。
※事前事後学習をおすすめします。
オプションプログラムのご案内
- ビーチクリーン
オプションプログラムとして海岸に移動しビーチクリーンをおこないレクチャーで学んだことを深める体験を組み合わせることができます。
- 屋外での活動です。汚れてもいい服装が必要です。
- オプションのビーチクリーンの所要時間等は、
【所要時間】45分~90分
【オプション料金】1名あたり550円
- 映画鑑賞
事前事後学習として、映画「マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年」をご活用ください。
- この映画は、ニューヨーク、ブルックリンの5年生たちが世界的に大きなプラスチック汚染問題を学び、彼らの視点でこの問題の根幹が何かを問いただし、解決に向かって自分たちのコミュニティーからアクションを広げて行くまでの2年間を追った長編ドキュメンタリー。
- この映画から得られることのキーワードは「海洋プラスチック、マイクロプラスチック、プラスチックとは、私たちとプラスチックとの関係、プラスチック問題、解決方法を探る、アクションを起こす、社会に働きかけ成果を出す」など。
- 映画は自主上映(上映時間90分)で、学校でも、私どものプログラムと同日にビジターセンターでも鑑賞できます。
- 自主上映の申し込みはこちらからできます。上映費は、公立の小・中・高等学校の場合US$100です。(自主上映についての不明点はご相談ください。)
- 海研は、この映画の日本語吹替版共同制作者です。
5.雑魚食堂(ざこしょくどう)…魚食が創る地域と地球の未来
市場ではセリにかからない、最近では未利用魚と言われている“雑魚(ざこ)”を使った、海の魅力を再発見できる環境教育・研修プログラムです。
魚食を通して海を身近に感じることはもちろん、海におこるさまざまな問題(海洋ごみ、資源の減少、磯焼け、温暖化による海水面上昇・酸性化・サンゴの白化など)を意識できるように、海と自分たちとの関わりを考えていく室内プログラムです。
「海を知る」「魚を探求」「食べる」の段階があり、いくつかのプランを用意しています。
【対象•人数】小学5年生〜大人/10名〜30名程度
プラン1
- “海を知る”
まずはここから。海について、海の環境問題、漁業の現状などについて学びます。 - “鮮魚水族館”
とれたての魚をじっくり観察します。
【所要時間】1時間
【料金】お一人様¥1,650(税込)
プラン2
- “海を知る”
- “鮮魚水族館”
- “解剖レクチャー”
魚食トレーナーが魚を解剖しながらレクチャーしてくれます。(魚食トレーナーは腕利きの魚屋さんでもあり、見事な包丁さばきで魚を解剖してくれます。いつも魚と向き合っているだけあってお話も深い!) - “食べる”
プロにさばいてもらった魚はおいしくいただきます。調理はしないので刺身で試食です。
【所要時間】1.5時間
【料金】お一人様¥3,300(税込)
プラン3
- “海を知る”
- “鮮魚水族館”
- “解剖レクチャー”
- “魚さばきと調理に挑戦!”
自分で魚をさばいて調理しよう。 - “食べる”
おいしくできたかな?地元の魚を味わって食べよう。
【所要時間】2.5〜3時間
【料金】お一人様¥4,950(税込)
6.潮工房(しおこうぼう)
海から海水を汲んで塩を作ります。
海の基礎知識や海洋ごみ問題などのレクチャーを交えたプログラムです。作った塩はお持ち帰りいただけます。
【対象•人数】小学5年生〜大人/4名〜40名程度
【所要時間】約2時間
【料金】お一人様¥2,750(税込)
7.海藻おしば
緑色、茶色、赤色、海藻によってその色合いも形もすべて違います。その多様さをおしばにして、アート作品に変えましょう。
【対象•人数】小学1年生〜/4名〜40名程度
【所要時間】1〜2時間程度
【料金】お一人様¥1,650(税込)
8.カラフル魚拓(ぎょたく)
魚拓をつくって魚の形に注目しましょう。本物の魚ではなくゴム製の魚を使い、墨ではなく水彩絵の具を使うので、カラフルな魚拓、アートになります。
【対象•人数】小学1年生〜/6名〜40名程度
【所要時間】1時間程度
【料金】お一人様¥500(税込)(ひとり2個まで)
9.石ころアート
海岸にあった石ころに、アクリル絵の具で生き物などを描きます。絵を描くことは、注意深く観察することにつながります。
* 許可を得て海岸の石を確保しています。
【対象•人数】小学3年生〜/6名〜40名程度
【所要時間】1時間程度
【料金】お一人様¥500(税込)(ひとり2個まで)
10.影絵水族館
色とりどりのセロハンを切って生き物を描いた台紙にはってできあがり。投影してみると鮮やかな影絵の水族館がオープンします。
【対象•人数】小学3年生〜/6名〜40名程度
【所要時間】1時間程度
【料金】お一人様¥500(税込)(ひとり2個まで)
Poseidon(ポセイドン)
海のいろいろな要素に焦点を当て、掘り下げて理解するための海研オリジナル学習プログラムPoseidon。17あるアクティビティのなかでも次の2つは特におすすめです。
11.燃えるロッキーショアを守れ!
「燃えるロッキーショアを守れ!」は、環境変化をシミュレーションしながら学ぶ学習プログラムで、日本の沿岸域におこる環境問題のひとつである「磯焼け」をテーマにしています。
ゲームはグループ対抗戦。漁師になりきって、持続的な漁獲のための最善策を考えて資源を投入しウニやアワビから得る収入額を競争します。
環境と海藻の増殖速度の関係やウニが及ぼす影響、漁獲量など、さまざまな要因を絡めながら、磯をどのように管理すればよいのかを体験的に学んでいきます。
この学習によって、海の環境保全と持続的な資源利用に配慮して行動できるようになることを目指しています。
【対象•人数】中学生〜大人/10名〜40名程度(応相談)
【所要時間】1.5〜2時間
【料金】お一人様¥1,650(税込)
12.サンゴのテリトリーウォーズ
「サンゴのテリトリーウォーズ」は、サンゴの成長と衰退をカードゲームでシミュレーションする学習プログラムです。サンゴの生態とサンゴ礁の海の環境問題、人間の社会活動との関係をテーマにしています。
この学習によって、海の環境保全につながる自分たちのライフスタイルの見直しができるようになることを目指しています。
【対象•人数】中学生〜大人/10名〜40名程度(応相談)
【所要時間】1.5〜2時間
【料金】お一人様¥1,650(税込)
13.海洋ごみ問題を探求するプログラム
海洋ごみは近年ますます大きな問題となっていますが、特にプラスチックごみは2050年には海の魚の量(重量ベース)を上回る量が海洋に存在することになるというシミュレイションも報告されていて、喫緊に解決に取り組むべき重要な課題となっています。
南三陸・海のビジターセンターのある南三陸町の海岸も例に漏れずこの問題を抱えており、海洋ごみ問題を実際に見ながらその解決策を現実問題として探っていくプログラムです。
プログラムの流れ
- 砂浜の研究者になろう
レクチャールームで、容器に再現した砂浜を使ってビーチクリーンをしながら、砂浜に落ちているものやごみ、マイクロプラスチックを調べて海洋ごみの問題を考えます。 - ビーチクリーンをしてみよう(屋外)
海岸で活動します。屋内でじっくり学んだ漂着ごみについて実際に体験して学びます。 - 私たちにできることを考えるワークショップ①
すぐに実践できること、すべきことを考え、どう実践するか話し合うワークショップをおこないます。 - 私たちにできることを考えるワークショップ②
問題解決のために社会に働きかけることを考えるワークショップをおこないます。誰がするべきことか、実現するために必要なルールや施策はどのようなものか、それを社会に働きかけていくためのプロセスまでディスカッションしながらまとめていきます。
【対象と内容】小中学校向けには1.~3.まで 高校生以上は1.~4.まで
【人数】10名~40名程度
【所要時間】90分~150分程度
【料金】お一人様¥3,300(税込)
【開催場所】南三陸・海のビジターセンターおよびその周辺海岸
* 屋内での授業は近隣の施設・学校へは出張可能です。
* 1.で模擬的なビーチクリーンをおこなうため2.を割愛することは可能ですが、その後の3.と4.で現実感の伴ったワークショップをおこなうためには2.を実体験することを推奨します。
* このプログラムは、海研が開発したプログラム「プラスチック・プラスチック」に地域性を加味しアレンジして構成しています。
* 事前事後学習をおすすめします。