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先生たちのMARE感想

当初、3年生には若干難しい学習で表面的に楽しい学習になってしまうのではないかと心配していましたが、視点をはっきりさせ、体験・データとしてのまとめなど内容の深さに感心させられました。3時間という長い時間、集中が途切れずにできるというのも素晴らしいと思います。
環境の学習は要請が多いと思いますので、貴団体の認知度を高めていただくとよいのではないかと考えます。
(町教育事務所、社会教育主事・「水鳥たちのウェットランド食堂」3年生授業)

体験型学習プログラムの効果はとてもあると思います。疑問を解決するまでの段階的な手法はとても勉強になります。これを、学校や地域人材がどう日常化するか・・・。(例えば、川や沼、海に来ている鳥を見たときの観察の視点に活かしたいです。)
日常生活の場で観察や体験がある前に学習する事がよいと思いました。
ここの小学校の場合、4年生はサケの学習があり、来年、川や海に行きます。サケの稚魚を放流すると、鳥たちが河口で食べる様子が見られます。とても悲しい事でありますが、トリにとってはエサ。3年生で鳥のことを学習する事はとてもよかったです。
(町教育委員会、生涯学習課・「水鳥たちのウェットランド食堂」3年生授業)

2年連続授業をしていただきありがとうございました。
3年生は初対面、4年生は昨年に引き続きピース先生、のっこ先生とお会いできて親しみを感じているように思いました。
今年は短時間しか参観することができませんでしたが、4年生は興奮気味に授業に参加していました。ピース先生の「間違っても自信を持っていいんだよ」という声がけに子どもたちは安心した顔をして参加できたようです。
3年生の半数は「緊張した〜」と話しており、「4年生になったら魚の勉強をするんだよ〜」と楽しみにしている様子でした。
海の子どもらしく、魚・海の生物には興味が深いようで、広い知識を持っている子どももいるので、今後、機会があれば低学年(2年生くらい)でMAREを使った海の授業を参観してみたいと思います。
(教師・4年生)

今回はじめてMAREの授業を拝見しました。
何げなく見たり、食したりしていた魚の不思議や生態を知る事ができ、子ども達と同じぐらいの驚きや感動を覚えました。生きていくために、かたちや姿を変えて「適応」していくこと、「鰓耙」という言葉など、はじめて聞く事が多くとても勉強になりました。「魚の町」の南三陸町ですが、魚の事、海の事を知る機会があまりないのでこのようなMAREの授業を体験でき良かったと思っています。
(教師・4年生)

今年も本校の子ども達が活き活きする授業を見せていただき、誠にありがとうございました。
特に4年生の子ども達は昨年度に引き続きMAREプログラムを体験することができ、自分が体験したこと、考えたことを、自分の言葉で表現する力が更に高まったことと思います。ワークシートへの記述内容を見ると、歯の形や尾の形を、自分なりの表現で書けていたように思いました。
海の近くに住んでいるという地域がら、様々な魚に触れる機会も多いのですが、今日の授業では普段はあまり目にすることの無い魚なども目で見て、手で触って、詳しく観察し、それぞれの適応の様子を考えることができました。
是非、2年間連続して体験した子ども達の成長の手ごたえなど教えていただければと思います。(6年生が一度も体験せずに進学するのがかわいそうな気がします。)
(教師・4年生)

今回の学習への導入時に、指導者が子供との「対話的な姿勢」をとっていることにまず感心させられました。指導者が教えようと「意気込まない」でいるように感じられました。つまり、指導者は知識を詰め込むのではなく、子どもの見方や考え方を伸ばそうとしている、または、そのような学習を経験させようとしていると受け取れました。
反面、学習の目的(課題意識)を子供が明確にしたか、少し不安な感じにも見えました。しかし、その後の「魚について考えてみようワークシート」を使って、指導者と子供が交流し、最後には子供がQ&Aを作成することで、魚に対する興味関心が引き出され、準備OKの状態になったと思います。また、この活動をとても大切にしている点、勉強させられました。こうあるべきだと思います。通常の学校での授業はここまで厚く扱わないように思います。しかし、今日の学習全体を通した伏線をこのときに張っていることを考えるとなるほどなと思いました。
「わからないこと」をわからないとはっきりさせること、うやむやにしないことを指導している点、勉強になりました。科学的態度の育成につながると感じます。
2時間目の「さかなカード」はとても有効でした。子供の活動が十分に引き出され、興奮しながら分析・追究がなされていました。意図的に子ども同士の交流を促している点は勉強になりました。結果としてコミュニケーション能力、観察能力を十分に刺激したように感じます。しかし、子どもが指導者や他の人の話を「聞く」ことを幾分疎かにしたのはどうしてだろうと感じました。もっと子どもは「聞く」ことを主体的にして学習すべきだと思いました。
3時間目は「実物」にふれて検証し、まとめる内容。これまでは「概念」の世界のお話でしたが、この「実物」との触れ合いで実感のある学びになったようです。「タクゾー先生」の解説もさすがでしたが、「実物」との接点を子どもが十分にもったため、解説がリアルに伝わったと思います。
今日の学習が個々の子供たちにどう成立したかを評価しなければならないのですが、どんなふうに評価したらよいかと考えると少し難しいです。少し考えてみたいと思います。子供が学習内容を自分レベルで「まとめる活動」があればいいのではと思うのですが・・・。
(町教育事務所・4年生授業)

学校の授業と違った視点で、子ども達に自然を見る観点を与えてくれました。学校の教員にはできない材料の準備や専門的な説明など、子どもにとって実にインパクトのある授業となりました。また、海の観察を行った後に、海について学ぶという流れもよかったと思います。
(担任・5年生)

普段の学校の授業ではできない魚の専門的なことを子ども達に教えていただけたこと。魚に興味を持つきっかけを作ってくださったことがよかったです。
(担任・5年生)

魚を見る見方がわかり、興味を持つことができたと思います。映像や実物を見ることで、より実感を持って学習できたと思います。言葉が小学生にとってやや難しいものがあったように思うのでもう少しやさしい言葉で書かれているとよいと思いました。提示する資料がもう少し大きい文字で書かれていると見やすかったと思います。
(担任・5年生)

様々な態形で話し合ったり、話したりする活動を、他の学習でもやってきたつもりでしたが、1対1で向き合ってあるテーマについて話すことはあまり経験していなかったと、一番初めの活動の時思いました。
また、本校では「かく」活動を取り入れた授業を工夫していこうということで本年度取り組んでおりますので、絵を描いたり言葉や文で書いたりする活動があり、今後の授業の参考になりました。子どもたちも「てきおう」ということについて、体験しながら学べました。
子どもたちともども大変勉強になる一日でした。今、国語で作文を書いています。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
(担任・1、2年生)

2年生の子どもたちは国語の学習で「スイミー」「サンゴの海の生きものたち」を学び、海について関心が高まっているところだったのでよかったです。
低学年は生きものについてもすごく好きな児童が多く、魚について新しい事をしれてうれしそうでした。
専門知識を持つゲストティーチャーを招いての授業は、子どもたちが将来に希望や期待をふくらませるきっかけにもなると思いました。ありがとうございました。
(担任・2年生)

魚のとくちょうを2年生にもわかりやすく説明したり絵を描かせたり、立体物で示してくれたので理解しやすかった。楽しい授業をありがとうございました。是非これからも続けてください!
(担任・2年生)

「スイミー」「サンゴの海の魚たち」(国語教材)で魚にとても興味を持っていたので"「人と魚」のちがい、住む場所が異なると体のつくりも異なる"という今回の授業で、より科学的に魚を理解できたと思います。今回、わざわざ沖縄からおいでいただいて本当にありがとうございました。魚のぬいぐるみで子どもたちも大喜びでした。
(担任・2年生)

魚と人間の体の違いを2人一組で伝え合うという活動は、低学年にとって少々難しいかなと思いましたが、子供たちは真剣に取り組み、よく考えて答えていました。
(担任・2年生)

子供達の興味関心が活き活きと引き出されていました。子供達に人間や魚の知識がどれだけあるのか、あまり分かりませんでしたが、びっくりする程知っているのだ・・・(個人差はありますが)と思いました。子供達同士と、子供達とピースさんの意見交換などで、学びの場になったと思います。私も授業のアプローチの仕方、展開の仕方など、参考になりました!
(担任・2年生)

海や、海の生き物を中心として、"生き物の工夫"という広い視野や、子ども達の関わりの中での学習が展開され、勉強になりました。
(担任・4年生)

今回の授業を通して、子どもたちは観察する力や考えをまとめる力、考え・意見を伝え合う力等を身につけるとてもよい経験をすることができました。興味を持ち、目を瞬かせて活動している姿がみられ、担任としてもとてもうれしく思いました。
とても貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
(担任・4年生)

授業の中で友達の話(意見)を聞くことは日常的にあることですが、今日のようにそれをさらにまた他人に伝えるという体験はほとんどなかったと思います。「しっかり聞く」とはどういうことか学べました。又、魚と人間との相違点や共通点に気づくことにより、魚がより身近な生き物に感じられたと思います。最後に全員参加で魚を仕上げた体験は子供達にとって忘れられない思い出になることでしょう。
実際に海に行って学べるプログラムが多数あるといいですね(大人向けの企画で)。機会があれば是非参加したいです!
(担任・4年生)

交流学習の機会となった。「スイミー」「サンゴの海」など国語で魚についてふれてきたのでちがう視点から魚について考えたり、楽しんだり出来た。めっちゃ楽しかった。担任ではない人たちとふれ合う大切な機会となった。ヒレや口の形など、種類が違う、生態のちがいがなんとなくつたわっていた。
(担任・4年生)

子どもたちが集中して話を聞いて理解し満足していた。魚について関心が高まったと思う。話をする、話を聞くことをより意識できたのではないかと思う。
来年もぜひ来校していただければうれしいです。
(担任・4年生)

今日はわざわざ遠方の仙台までおいでいただき、本当にありがとうございました。魚の形について、人の形とくらべて何がちがうのかとても勉強になりました。もしできたら、変わった魚の生態やくらしなど、知らないことを教えてもらうとうれしいです。でもとても楽しい時間でした。本当にありがとうございました。
(担任・4年生)

学生時代、教官が「生物の研究の行き着く先で大事になるのは数学だ」と何度も言っていたのを思い返しました。子供たちはこの講座で、ゲームをしながら、実際のフィールド調査の手法を体験し、理科にも算数が大事なんだということまで経験し、・・・このワークショップの奥深さにとても魅力を感じました。ありがとうございました。職員で研修を積みたいと思います。
(水族館職員)

博物館の教育普及・啓蒙活動は、伝える側の専門知識が必要不可欠である。しかしながら、MAREプログラムを目の当たりにしたことによって、従来の博物館でのこれらの活動は、逆に専門知識に依存しすぎていたことに気がつけたというのが、大きなメリットであった。つまり、博物館における教育普及・啓蒙活動の中核となる観察会や講座では、「科学的根拠に基づいた成果を披露すること」や「(質問に対する)正確な解答をすること」などには気を使うものの、あまり「伝えるための技術」を重視してこなかったように思われるためである。演出方法に工夫を凝らすことは、理解力が深まるとともに感動が継続するのではないかと想像され、博物館がもつ社会的な役割としては今後大いに研鑽しなければならない部分であると考える。
(博物館職員)

協働実施の貴重な経験が得られた。新しい体験プログラムを実施し、参加者に喜んでもらえた。既存プログラム改良のヒントが得られた。
(博物館職員)

プログラムには大変興味があり、できれば海遊館の展示や既存のプログラムと組み合わせて実施していきたい。段階的に導入できる方法があると、取り入れやすいと思う。
(博物館職員)

ほぼ野外行事に限定されていた学校との連携授業に新たなメニューが加わり、MAREを体験した学校からはその後の年にも、同メニューの実施希望が来るなど、リピーターの確保の役立っている。MAREのメニュー自体、講師のピースさんの進め方などが、新たな行事の計画や当館職員のスキル向上などにとって大変参考になった。
(博物館職員)

当館は、学校と連携して学校教育過程で活かせるような学習プログラムを開発してきた。海洋生物についての学習を、教科と関連付けて行う工夫をしてきたが、MAREはその部分が非常に充実していたので、プログラム開発に大いに参考になった。
独自に実施する人が増えた場合、「ご当地プログラム」などを紹介しあうような体験会もあると、実施の幅が広がると思う。独自実施を考えてはいるが、協働で行ってこそ発見できることも多いので、今後も協働実施も行って行きたいと考えている。
(博物館職員)

一方的な講義や授業ではなく、「受講者自らの学び」を実感できる機会を与えてくれた。MARE以外のプログラムに応用できる要素が随所にちりばめられており、参考になった。外から講師がやってくることにより、地元講師が実施するのとはまた違った緊張感があり、場の雰囲気も変わること。また、外から講師を呼ぶことそのものが事業効果をあげることにつながる。
(博物館職員)

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